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歌は世につれ、世は歌につれ

別所沼遊歩道にて  2018.01.21
別所沼遊歩道にて  2018.01.21

今日の朝日新聞”折々のことば”で、野口雨情の童謡“しゃぼん玉 とんだ 屋根まで

とんだ 屋根までとんで こわれて消えた”が取り上げられていた。

中山晋平作曲、野口雨情作詞のこの童謡が、発表されたのが、1923年(大正12年)。

1918年米騒動発生。この前後に発表された雨情の童謡には、包容力が消えつつある社会が、鑑みられると書かれていた。

 

1977年(昭和52年)に売りだされた

石川さゆりのヒット曲”津軽海峡・冬景色”

の1節に”私もひとり 連絡船に乗り~”がある。青函連絡船は今はない。

 

青函連絡船は、1908年(明治41年)から

1988年(昭和63年)まで運航されていたが、青函トンネルにその役割を譲って,終航した。

 

1947年?父と連絡船に乗ったとき、1mもあるような魚が広~い灰色の海をぴょーんぴょーんと、飛び泳いでいた。

 

”津軽海峡・冬景色”を聴くと、いつも、父と乗ったあの青函連絡船から見た海を思い出す。