かぼちゃ

いつも通る公園で1週間前、真っ黄色な5,6cmの大きな蕾が目につきました。目立っています。存在感があります。

今日、花が開いていました。何の花かしら？

花の手入れをしているボランティアのおじさん（私より若いけれど）に、”あの黄色い花は何ですか”とたずねました。

おじさん”かぼちゃ”

初めて、カボチャの花を観ました。花径7,8ｃｍの真っ黄色の花で緑色の大きな葉に映えます。

蔓性で、垣根状に植わっている木のうえに這っています。

重い実がなったら、地面の上に、落ちないかしらなどと、心配しながら、通りすぎました。

今の時代かぼちゃの種類も多様なので、どんな実なのか、楽しみです。

26年前に他界した母と、喫茶店に入った時のことを思い出しました。

その喫茶店に、パンプキンプリンが、並べてありました。

私には、パンプキンプリンが、とても美味しそうに見えました。

でも母は　”もう　かぼちゃは、食べたくないわ”

戦後、お米の配給のかわりに、水っぽいかぼちゃが配給となり、さんざん食べていたそうです。私は、まだ幼いころだったので、記憶にありません。

戦後50年経ても、終戦直後の食糧難の時代のつらかった思いを、まだ引きずっているのだなぁと思った　思い出があります。

今もって　私も、まだ　パンプキンプリンを　食べていません。