白菊が,薄い紫いろの花弁になっています。
”色々な小菊が、隣同士で、植えられているので、交配しちゃったのね”と
元リケジョは、無粋に、思っていました。
ところが、ひょんなことから、
このように 白菊が紫色になる菊の花のことを、
”うつろい菊”という なんとも優雅な言い方があることを知りました。
Wikipedia(ウィキペディア)によると
移菊(うつろい菊)とは、晩秋のころ、白菊が花弁の端から、紫かかってきたものをいう。
花弁に、霜が触れるなどして、植物繊維が損傷を受け、色が変わったものだが、
平安貴族は 紫への愛着から、
ともすれば 通常の白菊よりも美しいとさえ 思った。
盛りを過ぎた白菊がほのかに紫かかった風情をことさら、優美なものとして愛好し
「一年に二度の盛りを迎える花」「冬枯れの直前まで美しく咲く花」として愛した。
二度楽しんでいます。
うつろい菊の枝の白菊が全部 紫色になるのか?
少しは白菊のまま残るものもあるのか?
もう暫く観察します。(*'▽')
オレンジがかった菊(移ろい菊とは、全然関係ありません)
2018.12.01 おまけの1枚
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y-k (日曜日, 02 12月 2018 05:16)
昔の人は
ネーミングまで、移ろいゆく季節を
優雅に楽しんだのですね・・。
kt (日曜日, 02 12月 2018 19:53)
本当に。
現代の私たちとは、
視点が違いますね。