· 

うつろい菊

2018.12.01.
2018.12.01.
2018.12.01
2018.12.01

白菊が,薄い紫いろの花弁になっています。

 

色々な小菊が、隣同士で、植えられているので、交配しちゃったのね”と

元リケジョは、無粋に、思っていました。

 

ところが、ひょんなことから、

このように 白菊が紫色になる菊の花のことを、

”うつろい菊”という なんとも優雅な言い方があることを知りました。

 

Wikipedia(ウィキペディア)によると

 

移菊(うつろい菊)とは、晩秋のころ、白菊が花弁の端から、紫かかってきたものをいう。

花弁に、霜が触れるなどして、植物繊維が損傷を受け、色が変わったものだが、

平安貴族は 紫への愛着から、

ともすれば 通常の白菊よりも美しいとさえ 思った。

盛りを過ぎた白菊がほのかに紫かかった風情をことさら、優美なものとして愛好し

「一年に二度の盛りを迎える花」「冬枯れの直前まで美しく咲く花」として愛した。

 

二度楽しんでいます。

うつろい菊の枝の白菊が全部 紫色になるのか?

少しは白菊のまま残るものもあるのか?

もう暫く観察します。(*'▽')

         オレンジがかった菊(移ろい菊とは、全然関係ありません)

          2018.12.01  おまけの1枚

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    y-k (日曜日, 02 12月 2018 05:16)

    昔の人は

    ネーミングまで、移ろいゆく季節を

    優雅に楽しんだのですね・・。

  • #2

    kt (日曜日, 02 12月 2018 19:53)

    本当に。

    現代の私たちとは、

    視点が違いますね。