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本との出会い

私が通っている教会で、月1度読書会があります。(夏休み等々休みあり)

出席者はシニアの女性たち10名前後、それに40歳台の牧師です。

皆で、読みたい本を、決めて読んでいます。

司会は輪番制です。

出席者が、感想を述べあったり、閉めは牧師がしています。

読書会と言っても45分くらいの時間ですので、せいぜい10ページくらいずつしか進みませんので、1冊読みおわるのに、時間(年数)が、かかります。

 

 

今は 2017年4月から 三浦綾子著”泉への招待”を読んでいます。

この本は、三浦綾子さんが、1971年から1983年に書いた大小数十篇の随筆を収めた随筆集です。

 

10月は私の当番でした。この本だけでも3回目の司会が回ってきました。(私にとっては、”強いられた恩寵”。)

 

今回の担当個所に 随筆”ガラシャ夫人の祈り”がありました。

三浦さんの著書である”細川ガラシャ夫人”の執筆時 文献調べなどに触れてのことが書かれています。

 

私は 逆臣の汚名を着た明智光秀の娘である細川ガラシャ夫人の最期は、

歴史授業の時に習った知識として、知っていますが、

三浦綾子著 小説”細川ガラシャ夫人”は読んでいません。

 

 

ガラシャ夫人は、当時 ポルトガル語とラテン語で聖書を読んだと伝えられるほどの知性の持ち主であったであったと言われ、激しい性格でもあったようです。

 

私が持っているイメージとはだいぶ違うなぁと思いながら,司会を終えました。

 

終了後 マイクの後かたずけをしている友達から、

“「細川ガラシャ夫人」に明智光秀が妻をめとる際の誠実な人柄が、書かれている。”と聞き、急に読んでみたくなり、図書館で借りました。

 

長編小説で、かなり読み応えあり。4分の1くらい読み進んだところです。

 

友達の何気ない一言が、この小説を読む気にさせてくれました。